タイトルではコミュニケーション術と書いてはみたものの
写真撮影で自然な笑顔を引き出すことは、プロカメラマンにとって最も重要なスキルの一つです。特にフォトウェディングやファミリーフォト、マタニティフォトでは、リラックスした表情を捉えることが写真の魅力を大きく左右します。
沖縄カメラマン木部伸治の出身は大阪で、基本的に子供のころからよく喋る人でした。大阪の環境で育ったことが今の仕事に大きく影響しているのかもしれませんね(笑)
カメラマンになるまで、営業職や個人事業でコミュニケーションの講師をしていたこともありました。
1. 撮影前のヒアリングで安心感を与える(これかなり重要)
撮影前の打ち合わせは、お客様の不安を取り除く絶好の機会です。このやり取りでお客様のほとんどは、会う前からワクワク感が増し、撮影が緊張ではなく、楽しみになってくれるのです。(木部伸治のお客様は、初対面のときに、初めてとは思えないと言ってくれる人が多いです(笑))
ポイント:
撮影の流れを簡単でもいいので説明する。
お客様の希望や理想のイメージを聴く。
日常会話などで笑いを盛り込む(笑)
この段階でしっかりとコミュニケーションを取ることで、撮影当日に緊張が和らぎます。
2. 会話の中で自然な表情を引き出す
撮影中の会話は、リラックスした雰囲気を作り出すための鍵となります。というより、お客様が無口な方でも、カメラマンは喋らないといけないです。。。うるさいと思われるかもですが。。。(笑)
実践例:
たわいもない話題からスタートして緊張をほぐす。(笑いを忘れてはいけません)
お客様の趣味や好きな話題に触れて会話を広げる。(やってみて)
笑顔を引き出すための冗談や軽いジョークを取り入れる。(木部伸治的には、これが95パーセントかも)
特にお子様や初対面のお客様には、優しく親しみやすいトーンを心掛けましょう。お子さんとは距離感を一瞬で感じて対応していきましょう。そうしないと、撮影中まったくカメラマンに寄ってきてくれなくなりますから。。。
3. ポージングを優しくサポート
「どうすればいいか分からない…」というお客様の不安を解消するために、ポージング指導はとても大切です。どうしていいかわからないとお客様はよく言います。これも、一つの不安な要素ですから。サラッと笑いを入れつつ和ませてあげて下さい。
具体的なサポート方法:
実際にお手本を見せてイメージを共有。(木部伸治は語彙力のなさで説明が下手です)
「そのままでOK!」や「すごく素敵!」といったポジティブな声掛けを行う。 ※ここ要注意!!木部伸治は、嘘っぽい掛け声はしないでほしい人です。ヘアメイクさんが同行していて、静かなムードあるカットの時でも軽い感じで「かわいいーー」とか聞こえてくるんですが、これ、必要ない。可愛いのは、もうわかっているんです(笑) 静かにすることも大切なコミュニケーションのひとつです。
手の動きや顔の向きなど細かな指示を優しく伝える。
4. リラックスできる環境を整える
撮影場所や雰囲気も、お客様が自然な笑顔を見せるための重要な要素です。
環境づくりのポイント:
撮影場所はお客様の好きな場所を優先。なければ提案。
撮影小物や背景を工夫して温かみのある雰囲気を演出。
音楽を流して気分を和らげる。(これは場所次第かな、木部伸治は音楽よりもお喋りで時間を忘れてもらいます(笑))
まとめ
自然な笑顔を引き出すためには、事前準備から撮影時の雰囲気づくり、撮影後の仕上げまで、丁寧なコミュニケーションが欠かせません。
これらのポイントを意識することで、お客様にとっても心に残る特別な撮影体験を提供できます。
沖縄の美しい自然を背景に、リラックスした雰囲気で素敵な瞬間を残したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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